人間は、2本の足で立って歩くようになったため、腰痛が起きるようになったと長い間言われてきました。

確かに、構造的に見れば、腰の骨(腰椎)には上体の重みがかかっているわけですから、宿命だと言われても不思議ではないでしょう。

でも、4つ足動物である犬や猫などは構造上腰の骨(腰椎)には上体が乗っていないため、負担がかかっていないにもかかわらず、腰痛が出ることがあります。

そうなると、腰痛は2足歩行の宿命という言葉も根拠が怪しくなります。

腰痛などの症状は、従来から言われている構造上の問題で起こっているわけではありません。

いくら腰椎に負担がかかって椎間板が劣化してヘルニア状態になったとしても、腰痛、足の痛み、しびれとはなんの関係もありません。

その証拠にヘルニアになっていても、何の症状もない人がたくさんいます。

犬、猫の場合でも同じでしょう。

では、腰痛などの症状の原因はどこにあるのでしょうか?

内臓の関連痛で腰痛などの症状が起きているのです。

決して、構造上の問題から起きているわけではないのです。

ですから、腰痛の症状がひどくて検査をしたら、椎間板が飛び出していて脊髄神経を圧迫しているということで手術しても、症状に変化がみられないことも少なくないのです。