腰を痛めて歩くのも苦労するくらいの状態でも、普通は1週間くらいすれば、痛みも消えて普通の生活に戻れます。

ところが、ひどい痛みはなくなっても、鈍痛が何ヶ月も続いていてなかなか痛みが引かない場合があります。

ぎっくり腰は、普通腰の筋肉、筋膜などの微小な損傷によるものとされています。

こういった腰痛は、筋・筋膜性腰痛と呼ばれています。

筋肉、筋膜などの損傷は、数日から長くても数週間くらいでほぼ修復されます。

ですから、筋肉、筋膜などの損傷が修復されれば、痛みが引くはずです。

長引くぎっくり腰は内臓が関係しています

でも、何ヶ月も鈍痛が続いている時や足の痛み、しびれが伴う場合は、他の原因で腰痛の症状が出ていると考えられます。

そのような症状の場合、一般的には腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離・すべり症、脊柱管狭窄症などの骨の異常が原因だとされることもあります。

骨の異常で神経が圧迫され、痛み、しびれなどが出ているというわけです。

でも私は、骨の異常による神経圧迫は関係してないと考えています。

内臓が関係するぎっくり腰のしくみ

“気”の滞り

内臓の機能低下

内臓と関連する筋肉の緊張が強くなる

腰痛

私が原因だと思っているのは、内臓からの影響です。

筋肉は、内臓と関連があるため、内臓の機能が低下すると、筋肉が影響を受けて、過緊張し、腰の痛みにつながります。

当整体院にも、ぎっくり腰をやって他の整体の施術を受けるも、鈍痛がなかなか取れなくて困っている人が来られます。

施術を受けても痛みが解消しないのは、筋肉を調整したり、背骨、骨盤の調整を中心にして施術をしたからでしょう。

内臓が関連する腰痛は、そのような施術では改善は難しいです。

そのような場合は、東洋医学でよく言われる“気”の調整をしていけば、改善しやすくなります。

ぎっくり腰Q&A

.ぎっくり腰の時は湿布などで冷やせば痛みはやわらいでいきますか?

.筋肉、筋膜を損傷して痛みが出るいわゆる筋・筋膜性腰痛の場合、痛みのある部分に炎症が起きますので、湿布などで冷やすと炎症が早く引く可能性はあります。

しかし、ぎっくり腰は、筋・筋膜性腰痛の症状だけではありません。

内臓が関連したぎっくり腰も多いです。

内臓が関連したぎっくり腰の場合は、筋・筋膜性腰痛のぎっくり腰のように炎症は起きませんので、湿布を貼っても意味がありません。

ですから、湿布を貼って冷やしても必ずしも痛みがやわらぐことがないのです。

.ぎっくり腰を予防できますか?

.上でも書きましたが、ぎっくり腰は基本的に内臓が関係しています。

そして、外傷による腰痛も内臓が絡んでいます。

内蔵の機能が低下すれば、再度ぎっくり腰になる可能性があります。

ですから、日常の動作に注意して腰に負担がかからないようにしていても予防することは難しいのです。