ストレッチで姿勢が変わるかということですが、それはストレッチのやり方次第です。まず、姿勢が悪くなっているのはどこに原因があるかを知ることが大事です。

姿勢が悪くなるのは、日常生活の中で毎日悪い姿勢を続けていることが原因だと一般的に言われることが多いです。例えば、スマートフォンやパソコンを前屈みの姿勢で操作することを続けていることなどです。

確かに前屈みの姿勢を続けていると、姿勢が悪くなると思う人もいるかもしれませんね。でも、姿勢が悪くなる原因は、そういうことではないのです。

長時間そのような姿勢を続けると、筋肉が絶えず引っぱられた状態が続きますから、体は疲れますが、姿勢が悪くなることはありません。

前屈みの姿勢を続けた後、少し体を少し動かしたりすれば、元の状態に戻りますので決して姿勢が崩れることはないです。

姿勢が悪くなるのは、怪我、内臓の不調が影響していることが多い

むしろ姿勢が悪くなるのは、怪我(骨折、脱臼、捻挫、打撲)、内臓の不調などが影響していることが多いのです。

病院に通院している人や入院している人の姿勢を観察してみるとよく分かります。そういう人は、たいがい姿勢が悪くなっています。まず姿勢が良い人はいません。

便秘が慢性化している人や風を引きやすい人、花粉症などになる人の姿勢を観察すると、多くの人が姿勢が悪くなっています。

筋肉(骨格筋)は、特定の内臓器官と関連がありますので、内臓が不調になると筋肉が影響を受けて、縮み姿勢が崩れます。

また骨折、脱臼、捻挫、打撲などの怪我も姿勢が悪くなる原因になります。怪我をしてそれが治癒しても、その怪我をした部分は瘢痕(はんこん)となり硬くなって全身に影響を与えます。その結果、姿勢が悪くなるわけです。

猫背になっている中学生の子を施術しました。その子は右足を怪我(捻挫)してからだんだん姿勢が悪くなり猫背になったと言っていました。それまでは、そんなに姿勢が悪くなっていなかったということです。

ストレッチは姿勢が悪くなった原因に関係ある筋肉にやる必要がある

上記したように、姿勢が悪くなるのは、怪我、内臓の不調が影響していることが多いですから、それらの影響によって硬くなった筋肉に対して、ストレッチをする必要があります。もちろんそれ以外のことが影響していれば、それも調べておく必要があります。

ですから、姿勢を変化させるのに原因を調べずに漫然(まんぜん)とストレッチをしても、全く意味はないわけです。