腰を痛めて私の所に来られた人に、腰痛は内臓関連による原因が多いのですよとお話しすると、知らなかったと言われることが多いです。

一説によると、腰痛の原因のうち7~8割が内臓関連だと言われています。

内臓に負担をかけると腰痛が出やすい

ですから、普通重い物を持ったから腰を痛めたとか、立ち仕事、座り仕事でなったと思っている人が多いのです。

しかし、重い物を持っても、立ち仕事、座り仕事を続けていても腰が痛くならない人もいます。

そういう人は、腰に関連のある臓器の働きがそんなに悪くなっていないということです。

でも、そういう人も無理を続ければ、内臓の働きが悪くなってきて腰に痛みが出る可能性があります。

それはともかく、慢性的に腰に痛みが出る人は、重いものを持つ時に気をつけていると言われます。

もちろんそれも大事なことですが、もっと大事なことはとにかく内臓に負担をかけないということです。

具体的には、食べ過ぎないこと、冷たいものを飲みすぎないことなどですか。

昔から腹八分目に病なしと言われています。

分かっていても、ご飯がおいしいとついつい食べ過ぎてしまいます。

でも、日頃から気をつけていないといけません。

冷たいものもそうです。夏だと、ジュースやビールを飲みすぎることもありますが、確実に内臓に負担になり腰を痛める原因になります。

慢性の腰痛は背骨、骨盤などの骨格の矯正・筋肉の調整では改善しにくい
私は、整体を始めて20数年になります。

最初3~4年は、他の整体の人と同じように背骨、骨盤などの骨格の矯正・筋肉の調整を中心として施術を行っていました。

腰痛を初めとしていろいろな症状の人を施術しました。

骨格の矯正・筋肉の調整での施術では、症状が出てから時間が経ってない場合にはよいですが、慢性化した症状は改善しにくいと感じました。

慢性の症状の方の場合、続けて施術をしても改善していくことはまれです。

施術した時に一時的に腰が楽になるだけです。

慢性化した腰痛を改善に導くには、骨格の矯正・筋肉の調整ではない別の方法で施術していく必要があります。

慢性化した腰痛の場合は、内臓が関連していることが多いので、内臓の働きが活性化されるような施術をしていくと症状も改善に向かいます。

そして、内臓の働きは、東洋医学で言われる“気”の流れと関係が深いため、“気”の流れが滞ると内臓の働きが落ちます。

ですから、内臓の働きを活性化させるには“気”の調整を行っていけばいいわけです。

運動不足だと腰痛になりやすい?

運動不足だと、腰痛が出やすいとされています。

もし、それが本当だとしたら、運動が不足していないと思われるスポーツ選手に腰痛が多いのは説明がつかなくなります。

いや、スポーツ選手に腰痛が多いのは、運動のしすぎによるものだという声が聞こえてきそうです。

でも、運動のしすぎによる腰痛などはありません。

スポーツ選手で腰痛が出やすい人は内臓の機能が低下しているのです。

プロのスポーツ選手で腰痛が原因で早期に引退する人がいますが、逆に長期に渡って選手生活を続けている人は、内蔵機能が強いためたいして腰痛も出ず競技を続けることが可能なわけです。

ですから、腰痛は運動量が多い少ないではなく内臓の状態に左右されているのです。