呼吸法(例えば、腹式呼吸)をやると健康にいいということです。確かに呼吸法をやると体調が良くなった人もいるでしょう。しかし、呼吸法をやったその効果が長く続くかどうかはまた別の話です。

いろいろな健康法がありますが、その健康法の効果ばかりが強調されているような傾向があります。

健康法をやったおかげで健康を害する人も少なからずいます。例えば、断食。断食に成功すると、それまでかかえていた体の不調が嘘のように消えることもあります。

しかし、断食に失敗した場合は、命を落とすこともあります。ですから、いろいろな健康法は気軽にするものではありません。

安易に呼吸法をやるのは危険

呼吸法の話に戻ります。整体では呼吸を利用して施術する方法があります(呼吸を使わない整体の方法もあります)。その方法は、操作をする時それに合わせて、呼気でやったり吸気でやったりします。

ですが、呼吸を使った整体の一番効果のある方法は、呼吸の間隙(かんげき)といって呼気から吸気に移る瞬間または、吸気から呼気に移る時に操作する究極のやり方があります。

この方法を使ってやればかなりの効果が出ます。しかし、この方法は高度な方法ですから使える人はほとんどいません。このように呼吸法というのは上手くやることが出来れば体調が良くなる可能性は高くなります。

しかし、上手くいかなければ危険です。整体の研修会などでも技術の練習中に呼吸の使い方を失敗して、体がおかしくなることがよくあります。

呼吸法をやって体の調子が良くなるのは、やった呼吸法が理にかなっていて、体に合ったやり方をした場合だと思います。逆に体の調子を崩した場合は、体にあってないやり方をしたからでしょう。

経験や知識のない人にとってその呼吸法が自分に合っているかどうかを判断するのは難しいです。呼吸法をある程度やってみて初めて合わなかったことが分かります。でも、分かった時には体に相当ダメージを受けて調子の悪いのが続くこともあります。

ですから健康のことを紹介するサイトで呼吸法のやり方を書いてあることが多いですが、ほとんど知識がないのに軽い気持ちで試すことは危険ですので、なるべくやらないほうが賢明です。