運動不足が便秘と関係あると言っている人が多いようです。
その排便が起こる理論として

腹筋 → 腸の蠕動(ぜんどう)運動 → 便が腸から肛門へ押し出される

という図式が成り立っているそうです。

運動が不足がちになると、腹筋が衰えることによって腸の蠕動(ぜんどう)運動がうまくいかなくなり便秘につながるということらしいです。

運動不足になると便秘になるという理屈には無理がある

しかし、スポーツ選手は便秘になる人が多いそうです。スポーツ選手と言えば、運動不足とは無縁で、筋力が低下して腹筋が衰えている人などはおそらくほとんどいないと思われます。

僕は整体を仕事にしていますから、スポーツを本格的やっている人を施術する機会があります。そういう人の体に触れると筋肉の太さが、普段スポーツをやっていない人の筋肉とはまるで違います。

仮に運動不足が便秘の原因のひとつだという理屈がほんとうだとしたら、スポーツ選手が便秘になるのは説明が付かなくなってしまいます。その事実を知らない人が一生懸命運動して便秘が良くならないと嘆いている人が多いと思いますが、罪な話です。

一方、事故、病気などで車椅子になられた人は、重度の便秘になる人が多いそうです。ほとんど人が下剤や座薬を使って排便するそうです。ただ、中には便秘の状態にならず、毎日自然な排便が出来ている人もいるようです。

車椅子の人は、ほとんど歩行ができないわけですから運動不足になり腹筋が衰えてしまいます。

その結果、腸の蠕動(ぜんどう)運動がスムーズにいかず便秘になるという理屈が成り立つかもしれません。

しかし、車椅子生活の人全員が便秘ではないという事実もあるわけですから、運動不足で腹筋が衰えて便秘につながるという理屈はちょっと無理があるように思えます。