冷えの対策は一般的に、体を温める効果があると言われている食べ物を摂る、体を温める、体操をするなどの方法があります。冷えに悩んでいらっしゃる方は、一度はそういう方法を試しておられると思います。

しかし、多分ほとんどの方は効果を実感されていないと思います。これらの方法は、冷えの状態が軽い人には効果があるかもしれません。ただ、冷えの状態が慢性化している人には、一時しのぎにしかならないかもしれません。

体が冷えるのは体にとって必要だから

手足や体が冷えるには理由があります。その理由は、体の中で働きが悪くなっている臓器があるからなのです。

例えば、呼吸器系の働きが悪くなっているとします。そういう状態だと、風邪を引きやすい、花粉症を起こすなどの症状が出ます。そうすると、体は働き悪くなっている肺、気管、気管支などの呼吸器系の組織を修復しようとします。

組織を修復しようとすると、そこに血液が集中します。その結果、手足、体の表面にはあまり血液が行かず、冷えを感じるようになるわけです。

内臓の病気がある人は、よく体の冷えを訴えますが、病気のある部分を体自身が修復しているから、体が冷えるのです。

この現象は、病気でも異常でもなんでもありません。体自体が治ろうとしているから、このようなことが起こるわけです。

仮に、内臓に病気があるのに、手足や体の表面にちゃんと血液が行き渡ったとしたら、手足の冷えなどは感じないかもしれませんが、内臓の病気はいっこうに回復しないでしょう。

でも、実際にはそういうことは起こらないと思います。と言うのは、人間生きている限りは、体は常に治ろうという力が働いていますから。

で、冷え対策ですが、基本的に働きが悪くなった臓器が修復するのをより促進するようなことをすればよいかと思います。

一般的には、ツボの操作、ストレッチなどをするのは、冷えを改善するいう目的でやる人が多いです。

でも上記したように働きが悪くなった臓器が修復するのを促進することを目的としてツボの操作、ストレッチの仕方をしたほうが、早く冷えの症状が改善されます。

ですから、ツボを操作する場合は、冷えに効くツボを操作するのではなく、働きが悪くなっている臓器に関係のあるツボを操作した方がよいかと思います。